COACH開発のきっかけとなった「出会い」は突然きました。
なぜ位相差顕微鏡のメーカーが、スポーツ向けのソフト開発を?
そんな疑問を持つ方も多いと思います。
それは、ある日の突然の出会いからでした。
新潟のとある歯科学会で位相差顕微鏡を展示していたとき、社長の携帯電話が鳴りました。会社の電話を転送設定してあったのです。そして、社長は「なんか慶應の先生だって、2画面ソフトがどうのこうのって、ちょっと代わって」と、私にバトンタッチ。
確かにうちの製品に「2画面動画表示ソフト」があります。ただし、それは歯科向けのソフトです。その宣伝文句の中に、先生がゴルフやるときでも使えるかも知れないと考え、「ゴルフのスイングをチェックすることもできます」などと書いていたのです。すぐにその文句は適切ではないと判断し、パンフレットからは消えました。でも、Webに残っていたのですね…
偶然、それを見つけた慶應義塾大学体育研究所准教授の山内賢先生が、これを体育指導に活用したいと電話をくださったのです。まさに偶然に偶然が重なり、奇跡的な出会いが生まれました。
神様がいるならば、感謝したいと思います。
もちろん、先生にも感謝です。